住宅>ハウスメーカー側から見る基準とは?

ハウスメーカーは、利益が薄い上に作業効率も悪い
ローコスト住宅などには、なかなか手を出しません。
つまり、お金持ちしか相手にしないのです…
予算の少なすぎるお客さんに対しては
「自己資金をしっかりと貯めてから
 また来てください」といったような
厳しい発言をされるそうです。
これは、厳しいようですが
経営者は「スケールメリット」を
考えなければいけないのです。
会社経営または、利益を考えると
少しでも高額な商品を扱った方が
効率が良いのです。
逆に低価格すぎる商品は、不動産でいうローコスト住宅
「スケールデメリット」が発生してしまいます…

つまり、ひとりのお客さんに接している手間は
建物が高かろうと安かろうと
たいして変わらないのです。
だとすると、1000万円台の家よりは
2500万円を超えるような家の方が
良いに決まっています。
少ない労力で高い利益を確保できるとすれば
それはもう経営の理想ですよね。

そして、利益率を重んじる
ハウスメーカーが
ローコスト住宅に手を出さないのは
当たり前のことなのです。
そして、それに手を出している
設計事務所は、経済的に大変です。
それゆえに、設計料は割高になりますが
わずか数十万円の増額にすぎないのです。

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